有名無名を問わず、巷には様々なダイエット法や健康法が溢れていますが、食べる順番ダイエットというのを聞いた事が有る方は少なくないかと思います。

具体的に言うと、野菜を先に食べる、或いは食前にお水を沢山飲むといったモノも有る様です。

因みに、ライザップ卒業生の管理人ヘルスコンシャスライフは、ライザップ中は糖質制限でお米を食べるのを控えましたが、ライザップ卒業後はしっかりとご飯も食べています。

ただし!お米は食事の最後に食べる様になりました。

食事の際に、最初に食べるのはおかず、そして最後に軽めのご飯という順番になっています。

管理人ヘルスコンシャスライフの食べる順番も・・・プチ食べる順番ダイエットになるかと思います。

さて、先日、そんな食べる順番ダイエットに関して、大変興味深く、そして参考になるエッセイを目にする機会が有りました。

こちら、是非お目通し頂きたく、こちらでシェアしたく思います。

「野菜が最初」ではなく「糖質を最後」が正解

食べる順番ダイエット、なるものがある。

食事の際に、いきなり「主食」から食べ始めず、食物繊維たっぷりの野菜から食べる、というもの。

美容目的だけではなく、食後に生じる血糖値の急上昇(血糖値スパイク)を抑えるため、糖尿病予備群や2型糖尿病の患者にも“処方”される。

その食べる順番だが「野菜を先に食べれば、後はどうでもいい」と勘違いしている人が多い。

肝心要は「野菜が最初(ベジ・ファースト)」ではなく、「糖質が最後(カーボ・ラスト)」なのだ。

食べ順で血糖値急上昇抑制

米ウェイル・コーネル医科大学の研究者らは、2型糖尿病患者16人(男性7人、女性9人)を対象に、食べる順番が血糖値に与える影響を調査。

被験者の平均年齢は57.7歳、BMI(体格指数)は平均32.8と立派な肥満体形である。

血糖値は糖尿病と診断される範囲だった。

参加者は隔週で、

(1)カーボ・ファースト(最初の10分でパンとオレンジジュースを食べ、10分休憩後、残り10分で鶏胸肉のグリルとレタス、トマト、キュウリのサラダを食べる)。

(2)カーボ・ラスト(最初の10分で鶏胸肉のグリルとサラダを食べ、10分休憩後、残り10分でパンとジュースを食べる)。

(3)サンドイッチ(同じ材料でチキンサラダのサンドイッチを作り、最初の10分でサンドイッチの半分とジュースを食べ、10分休憩後、残りを食べる)という3パターンにトライ。それぞれ食前と食後3時間まで30分ごとに採血し、血糖値と血糖を下げるインスリンの分泌量が比較された。

その結果、(2)のカーボ・ラストでは食後の急激な血糖値スパイクはなく、ゆるゆるまったり血糖値が上昇。

インスリンの分泌量も有意に抑えられていた。

食後の血糖値スパイクは近年、血管ボロボロの犯人として注目されている。2型糖尿病どころか、心筋梗塞や脳卒中、そして認知症の発症リスクになるからだ。

とはいえ、カーボ=糖質がゼロ、というのは物足りないうえに、お財布にも厳しい。

食べる順番で善処できるならお安いものである。

食べる順番を一工夫するだけで、ダイエット、更には血糖値上昇も防げるのですから、食べる順番ダイエット=糖質を最後=カーボ・ラストは是非とも試してみたいダイエット法=ヘルスコンシャスライフですね!